居酒屋放浪記 vol.3

地元では有名だけど、須坂を訪れる観光客の方々は何処に何があるか分からない。

そんな要望に少しでもお応え出来ればと思い、独断と偏見で書き始めた居酒屋放浪記。

第1回目は「焼肉居酒屋みのり

第2回目は「酒房山頭火

この度めでたく第3回目を迎える運びとなりました(・ω・)ノ


今回は須坂市新町。我が家から徒歩1分という「OLD JAPANESE DINING 枠屋

気になりますよね?

建物。

そうなんです。

蔵の町須坂ならではの建物なんです。

明治初期に建てられ、現在は須坂市歴史的建造物に指定されている旧丸山家。

「つづきや」の屋号を持つ建具屋で、製糸業が盛んだった頃には

生糸を巻く糸枠を製造していたことから「枠屋」とも呼ばれていました。

140年以上も経ってリノベーションされ、見事に「枠屋」が復活したのです。


個人的なオススメは、このド迫力の「うだつ」

須坂市で「うだつ」があるのは山下薬局と枠屋のみ。

もともとの役割は、火事の際の類焼を防ぐものですが、この時代の「うだつ」は

富の象徴としての方が意味合いが強いのではないでしょうか。

要は

「うちは金持ってるから、こんな立派なうだつ上げたぜ」的な。

とにかく、この枠屋の「うだつ」は必見です('◇')ゞ


と、だいぶ前置きが長くなってしまいました。

では早速店内へ。


内装もノスタルジック。

古き良き昭和を感じさせる、まさにリアル「三丁目の夕日」


そしてこの店の名物といえば、、店主


ではなく、炭火焼料理の数々。

「ネギ泥棒」や「ごぼうミサイル」などのひょうきんな名前と共に楽しめます。

季節によっては川魚の炭火焼などもオススメ。




瓶ビールの銘柄はサッポロラガービール。

日本酒やワインも充実しているのが嬉しい。


なんと、コーラとジンジャーエールは自家製。

自家製ジンジャーエールのハイボールなんて最高に美味いだろうなぁ。


数々の創作料理はどれも美味しくてボリュームもたっぷり。

最近では大ぶりの岩ガキを目当てに市外からもお客さんが訪れて

その大きさに度肝を抜かれているなんて話も。


いやぁ~ たらふく飲んで食って大満足(*´з`)

お会計お願いしま~す。


って、ちょっと待ったぁ!

〆のラーメン、食べなくていいんですか?

「九時半ラーメン」食べなくていいんですか?

言っておきますけどメチャメチャ美味いですよ。

写真は期間限定の「豚骨白湯トンコツパイタンラーメン」 


店主だけでなくお店のスタッフさん全てが「痒い所に手が届く」気配りで、快適な空間を

創り出しています。


店内の至る所に様々なアイテムが散りばめられていますので、それも楽しみのひとつ。


須坂に立ち寄った際には是非訪れてみてください。



◎写真の掲載は店主の許可を得ています



山下薬局~YamaP~

創業元禄16年 須坂市で唯一漢方調剤が出来る薬局です。漢方薬をもっと身近に感じてもらいたい!という想いから「薬膳カレースパイス」・「信州須坂村山早生ごぼう茶」・「薬膳茶」などオリジナル商品を多数販売しております。 「未病を防ぐ」ための情報も発信中です。 https://lit.link/yamaP