2022.5.15
天気予報は「晴れ」ながらUスタに吹く風が寒かった。
そんな冷たい風にたなびくビッグフラッグ。
一気にカラダが熱くなった。
迎えたJリーグ公式戦では11年振りの「信州ダービー」
連日の報道で着実に注目度を高めていったダービー。
飲み屋に行けば話題に上り、店に来る年配の方々の口からも「ダービー」の言葉が。
息子は長野県の歴史を学びはじめ、私は酒の量が増えるという好循環が生まれていった。
そしてなんとチケットは完売!
さて当日。
いつもの息子2人との男3人旅の計画を立てる。
待機列確保が13時だから、12時半くらいにスタジアムに着けばいいかなぁ(-。-)y-゜゜゜
体力蓄えるためにちょっとひと休みしようっと。
ソファーに横になりTwitterをチェックしいると、へっ?(;'∀') ヤバイ。
待機列確保のための待機列が!それも結構な長さで。
ソッコーで戦闘服に着替えスタジアムに到着し何とか確保するも
ダービーに一切の甘えは許されないのだと再認識。
19時キックオフなのに12時に現地て笑
待ち時間をどう過ごそうかと芝生でゴロゴロしてたら、息子がバックから何やら取り出す。
東大受験生の赤本のように読み倒されてクシャクシャになった「サッカーマガジン」
その中から父ちゃんが問題を出して息子が答えるという謎のクイズ大会が勃発。
「誰々の身長は?」
「188cm!」
「ピンポーン」
全問正解。
そこまで熟読してくれてるなんて、父ちゃんその本買った甲斐があったよ(;_;)
そうこうしているうちに入場開始。
ふと後ろを振り返ると待機列がエゲツない事になってる。
見たことのない光景にちょっぴりウルっときた。
席を確保した後は、お待ちかねのスタグルタイム。
息子たちはいつもの「美味だれ焼き鳥」
私はもちろんコレ。
愛してやまない「ウィンナー盛り」&おビール。
色んなスタグルがあったけど、どこも長蛇の列だから、一品GETするにもひと苦労。
結局は定番に行きついてしまう。
この日はステキな出会いがたくさん。
前日土曜日にお話した方。
いつもお絵描きを楽しみにしてくださっているという上田支部の方々。
消防団の大変さにお互いを慰めあった#トリスの方(笑)
いつもスタジアムで話しかけてくれる美女。
喫煙所でアフロを褒めてくださった山雅サポの方々。
我らが須坂支部の重鎮たち。
そして勝又監督。
どれも忘れられない出会いに感謝です。
スタジアムDJポリさんの煽りからの菌勝つダンスでスタジアムのボルテージがMAXに。
いよいよ始まる世紀の一戦「信州ダービー」
ギッチリと埋まった長野Uスタジアムの観客席。
地鳴りのような手拍子。
目の前にたなびく大旗。
そして迫力満点の松本山雅サポーター。
入場者数はUスタジアム最高の13244人!
感傷に浸っている場合ではないが、いつか見てみたかった光景に鳥肌が立った。
と同時にアドレナリンが出まくっていたので、試合内容は覚えてない。
気迫が前面に押し出された壮絶な試合で0-0のドローだという事は覚えている。
所々の記憶しかないのはハイボール呑み過ぎたという事では決してない。
あの時はただUスタジアムを包み込む異様な熱気と
耳をつんざく程のパルセイロサポーターの手拍子と
大迫力の山雅サポの応援が渦巻く心地よい空間に身を置いた事だけが心に残っている。
胸を張って言える。
これが「信州ダービー」だと。
そしていつの日か今よりも上のカテゴリーで再び戦いたい。
ダービーは相手があってこそ。
松本山雅さん、素晴らしいダービーを一緒に創り出していただきありがとうございました。
またバッチバチにやりましょう!
最後に
なんの不便もなくいつも通りにUスタジアムを楽しめたのは
運営の皆さん、ボランティアのおかげです。
ホントにホントにありがとうございました。
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