「あなたの風邪はどこから?」なんてCMがありますが風邪はどこから来るんでしょう?
それは・・・
風邪の原因となるウィルスが鼻や喉の粘膜に付着して炎症が起きることで風邪を引くのです。
これが結論なのでこの話は終わってしまうのですが、それじゃ面白くないのでもう少々。
この世界には「風」が吹いています。
暑い時期のジメジメした風、木枯らし、ビル風、冷房や扇風機の風 etc…
誰もが感じたことがある風です。
しかしこの「風」が人の身体に悪さをして病気になった場合
「風」は「風邪」(ふうじゃ)と呼ばれるようになります。
どゆこと?
例えば、同じ冷房の風に当たってるのに、片方は何ともないけど片方は風邪(かぜ)を引いた。
この場合、何ともない人にとっては「ただの風」だけど
風邪(かぜ)を引いた人にとっては「風邪」(ふうじゃ)になるんですね。
そしてこの「風邪」(ふうじゃ)は一体どこから侵入するんでしょう?
それは・・・
この赤丸の部分から侵入してきます。
この赤丸の部分は「ツボ」で「風門」(ふうもん)と言います。
なるほど名前の通り「風が侵入してくる門」なんですね。
皆さん、こんな経験ありませんか?
風邪の引き始めは首から肩にかけてゾクゾク悪寒がする。
そしてそこを温かいシャワーやカイロで温めると具合が良い。
それってまさしく「風邪」(ふうじゃ)が「風門」から侵入してきたサインなんです。
そしてその「風邪」(ふうじゃ)はまだ身体の表面付近をウロウロしているので
葛根湯のような漢方薬で追い出してしまえば治ってしまうんです。
このタイミングを逃すと「風邪」(ふうじゃ)は身体の奥へと侵入して行ってしまいます。
もう葛根湯は効きません。。。
だから風邪(かぜ)をこじらせたくない人は早めの対処が必要なんですね。
どのタイミングでどの漢方薬を飲んだら良いのかを知りたい方は
お近くの漢方薬局で聞いてみてくださいね。
自慢じゃないですが、私はもう何年も「総合感冒薬」とやらを飲んでません!
てか風邪こじらせる事がなくなりました!
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