そういえば年が明けて初めての投稿でした。
本年も山下薬局をよろしくお願い致しますm(__)m
相変わらず連日メディアではコロナの話題で持ち切り。
長野県でも連日400人を超える陽性者。
でもその症状は人それぞれです。
無症状の方もいれば鼻水だけの方、微熱だけの方もいれば高熱や肺炎を患う方など。
こんな時に漢方ではどうアプローチするのかというお話を少々。
あくまでも漢方は病名によって薬が決まるものではありませんので
インフルエンザであれコロナであれ関係なく、症状によって使い分けるのが前提です。
まずは「赤い風邪」
熱感が強くて顔が赤く、喉が腫れて痛い、喉が渇くという「赤い風邪」タイプ。
こんな場合は熱を冷まして炎症を抑える漢方薬を使います。
例)銀翹散(ぎんぎょうさん)・板藍根(ばんらんこん)など
食材では大根や春雨、トマトやキュウリなど体の熱を冷ましてくれる物がオススメ。
では「青い風邪」は?
悪寒があって、首~背中にかけてゾクゾクしたり凝ったりしている。
微熱や頭痛があって、水っぽい鼻水が出る「青い風邪」タイプ。
こんな場合は身体を温めて汗を出して病邪を外に追い出すような漢方薬を使います。
例)葛根湯(かっこんとう)・麻黄湯(まおうとう)など
食材では生姜やネギやニンニク、シナモンや山椒などがオススメ。
タイプによって上手く使い分ける事で劇的に回復に向かいます。
漢方に詳しいお医者さんや薬剤師に相談してみてくださいね。
ところで風邪はどこから引くんでしょう?
皆さんの背中の上の方、肩甲骨の間あたりに「風門」というツボがあります。
ここから風に運ばれた邪=風邪(ふうじゃ)が侵入してくるのです。
ゾクゾクと悪寒がある時にはこの「風門」の辺りをカイロやシャワーで温める事で
風邪を追い出すのに効果的です。
風邪の予防にも「風門」を温めてあげる事が役に立ちます。
青い・赤いの話をしましたが、個人的にはオレンジの風が吹く1年になればと思います。
シュタルフ新体制となった我らが「AC長野パルセイロ」
今年こそ今年こそと言いながら早ウン年。
神様もういいでしょう?J2行っても。
そんでもって信州ダービーの日程も決まり今からワクワクしてます。
青でも赤でもない、ましてや緑でもない!
オレンジの風が吹く2022年になーれ。
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